「在宅医療における多職種連携を進めるには」シンポジウム

伊那市のいなっせで「在宅医療における多職種連携を進めるには」シンポジウムが開催されることを新聞で知参加自由と書かれていたので参加してきました。

まず初めに東京で高齢者の在宅医療に取り組んでおられる たかせクリニック理事長の高瀬義昌先生の講演がありました。高齢者数の増加に伴い地域包括ケアシステムの構築が重要になることや、実際にあった診の例を挙げて多職種のケアチームにより改善した事例などをユーモアをまじえて解りやすくお話しされました。とても興味深いお話でしたが時間がなくなってしまい後半大分お話を端折ってしまったことが残念でした。最後にまとめてして、「ほゞほゞ在宅、時に入院」のためにはQOL・QODを高めなければならない。そのためにはできるだけ在宅医療を存続できるようにみんなで協力していくことが大切であると話されました。

続いて、高瀬先生と、5人のパネラー(内科医師、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、理学療法士)によるシンポウムがが行われました。それぞれのパネラーによる在宅医療における多職種連携の取り組みなどの発表がありそれに基づいた様々な意見を交わしました。パネラーの中の医師である野口先生からは移送の依頼をいただくこともあり私の仕事も地域連携の一部になっているんだなと考えると身の引き締まる思いがしました。

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